てっぽう日記

銃についての様々な話をゆるーく解説

銃の種類について①

こんにちは、seonです。銃のブログを書くにあたってまずは何を書こうかなーと思案していたのですが、銃について語るなら初めに銃にはどんなものがあるのかというのを知っておかなくてはいけないと思うんですよね。

 

ということで、今回は銃にはどんなものがあるのかを2回に分けてざっくり解説。今回扱う銃の範囲についてですが、一人で携行でき、弾薬自体には推進力がないものとしたいと思います。それでは行きましょう。

 

 

そもそも銃とは

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銃とは筒状の銃身から弾を発射して相手を攻撃する武器のことです。主に火薬が爆発した時に発生するガスを利用して弾を飛ばします。その点火方法や弾薬にも色々な種類があるのですが、そういった難しい話はまたの機会にしましょう。現代ではその使用目的などに応じて様々な種類の銃があります。次の項目から一つずつ解説していきます。

 

1.ハンドガ

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コルト・シングル・アクション・アーミー

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M1911(ガバメント)

ピストル、拳銃とも呼ばれる。片手で扱え、ストック(銃床。銃の後部に付いており、肩に当てて反動を抑える部分)は無いコンパクトな物を一般的に言う。ハンドガンはライフルで使用する弾薬に比べると圧倒的に威力の低い物を使い、命中精度も低いため、近距離での使用が主になる。現在使われるハンドガンは主に次の二つが主流となっている。一つは回転式のシリンダー(弾倉)備えたリボルバー・ピストル。もう一つはボックス型のマガジン(弾倉)を持つセミオートマチック・ピストル。現在は兵士が持つサブウエポンや、警官が持つ護身武器として使われる事が多い。

〈主に使用される弾薬〉

  • 9mm×19
  • 7.5mm周辺の口径の弾薬

 

2.アサルトライフル

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M16シリーズ

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AK-47

自動小銃とも呼ばれる。単射、連射を切り替える事ができ、近距離でも中距離でも戦える銃をこう呼ぶ事が多い。しかし、次項で解説するスナイパーライフルとの境界は極めて曖昧であり、明確な定義も設けられていないため、まとめてライフルと表現されることもある。昔から兵士の主力武器として扱われ、それは多様な武器種が生まれ複雑した現代の戦闘においても変わっていない。初期のライフルは一発撃つごとに手動でコッキングレバーを引き、装填と排莢を行なっていたが、現在では火薬の爆発によって発生する高圧ガスを利用して自動でこれらの作業を行う機構が主流となっている。軽量で貫通力と射速が高い弾が使われる傾向がある。

〈主に使用される弾薬〉

  • 5.56mm×45
  • 7.62mm×39

 

3.スナイパーライフル

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c9/Kar_98K_-_AM.033696.jpg/640px-Kar_98K_-_AM.033696.jpg

Kar 98K

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SVD(ドラグノフ狙撃銃)

狙撃銃とも呼ばれる。ライフルに属する銃の内、遠距離の目標を正確に狙撃するために作られたものを言う。一般的なライフルと比べて、銃身が長いことや、高倍率スコープが標準搭載されているものが多いこと、より精密に設計されていることなどが特徴である。また、既存のアサルトライフルなどから特に精度が良いものを選別し、特別に改良したものも存在する。この銃を使う者を主に狙撃手と呼ぶが、初めて狙撃手を組織的に運用した国はドイツである。今もドイツ軍の師団名として名が残っているイェーガー(猟師という意味。カッコよすぎる)は、一般歩兵に渡されたライフルがスムース・ボア(ライフリングなし銃身)だった頃、既にライフリングのある銃を持っていた。スナイパーライフルにはボルトアクション式とセミ・オートマチック式の物があるが、ガスエネルギーを全て弾頭に伝えられるボルトアクション式の方が一般に精度が高い。

〈主に使用される弾薬〉

  • 7.62mm×51
  • 5.56mm×45
  • 12.7mm×99(このレベルの大きさの弾を使う物は対物ライフルと呼ばれ、壁の向こうの標的の狙撃、施設や車両の破壊などに用いられる。)

 

4.サブマシンガン

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/HKUMP45.JPG

UMP45

http://crosson.style.coocan.jp/butu/hashira/images/Kriss_7.jpg

Kriss Vector

短機関銃とも呼ばれる。ピストル弾に準じた弾をフルオートで発射する銃だ。小さいため取り回しが良く、連射性能があることから近距離に特化した武器で、まだボルト・アクション・ライフルが使われていた時代に塹壕内の戦闘で活躍した。しかし、ピストル弾と同じく射程の短さと威力の低さがネックで、アサルトライフルが制式採用されてからはあまり注目されなくなっていた。ところが近年、威力が低いことから跳弾や壁を貫通して犠牲者を出す危険性が低いため、テロ対策として警察に使われている。これだけ聞くとアサルトライフルの完全下位互換でかわいそうなので、長所を言うと、平均的なアサルトライフルより連射速度が高いものが多い。(気がする)特に、1分間に千発以上の連射性能を誇るサブマシンガンはあっても、アサルトライフルにはない。(はず)ライトマシンガンと混同する人がいるが、ライトマシンガンは主にライフルの弾薬を使用し、ある程度の射程を有して制圧射撃などに用いられる物である。

〈主に使用される弾薬〉

  • 9mm×19

 

さて、大分長々と話してきましたね…。しかし、まだ説明し終わりません笑

ということで、第2回はマシンガン、ショットガン、グレネードランチャー編ですので、是非お読みください!